今回は、アクアリウム歴30年以上の太陽メダカ園代表に、2023年ここまでのメダカ業界の流れについてお聞きしました。
遺伝子操作をした光るメダカについて
私が今年の3月前半ずっとベトナムに行ってる時に日本では遺伝子操作をした光るメダカなるものを作り販売していた人達が逮捕されたというニュースをベトナムで知りました。
何だそりゃ⁉️ってニュースの写真を見たら、ネオンテトラの様なメダカの写真が出ていて少し笑ってしまいました
そんな知識と技術があるならもっとキレイなメダカを作れなかったのかと…(日本に帰って来てもまだ光るメダカのニュースをやってました。)
ベトナムでのメダカ販売事業について
ベトナムで何件かのアクアリウムショップにも行って来ましたが、アジアアロワナ、金魚、鯉が多くて全て鰭長タイプに品種改良されたロングフィンの魚達が沢山売られてました。
意外だったのは大きなお寺に行くと敷地内の池や川にも錦鯉が沢山泳いでました。
メダカを販売していたショップをネットで見つけていたので行ってみましたが、日本と同じ値段で販売していたせいか、現地での金額にすると高値で売れないとの事で今は取り扱いをやめてると言ってました。
貨幣価値が違うので現地に合わせた値段設定も必要かと思いましたね。安く販売出来るミックスや紅帝、幹之等の方が売れそうです。
ベトナムは1年中気温が30度ちょっとあるので、ベトナム現地で養殖して現地で販売したらビジネスになるかも知れません。
2023年のメダカ品種について
4月に入り20日位だったか、岡山の静楽庵さんが新しい令和オーロララメ幹之サファイアなどを出していましたね。
ワンペア6から8万ですが、流石にとてもキレイで静楽庵さんらしさがよく出ている個体達で素晴らしいと思います。
一般のメダカを楽しまれてる方達も、既存のメダカの飼育を楽しむために、自分のお楽しみでイメージした違う色の表現の次世代を作ってみる事を楽しまれたらどうでしょうか。
もしかしたら自分が想像していた以上の素敵な表現の子達が出て来るかも知れません。
選んだ親個体達の特徴をF1では50%ずつ受け継いだ見た目はまだ全く違う表現の子達が産まれますが、F2で25%以下で代わり種の子達が出て来るのでこれが目指してた表現にどれだけ近いのか、楽しんでみられてはどうでしょう。
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