【埼玉県富士見市のふるさと納税】メダカ導入の経緯を市役所に聞く
埼玉県富士見市が、うなとろふぁ~むのメダカをふるさと納税の返礼品として導入した背景を、市役所へのインタビューをもとに紹介します。市内での飼育・繁殖、返礼品の充実に向けた検討、寄附者へのアフターフォローについて伺いました。返礼品の最新情報は市公式案内をご確認ください。
公開 2023-03-23 更新 2026-09-16

富士見市がメダカを返礼品に導入した背景
ふるさと納税の返礼品として、メダカを取り扱う自治体があります。本記事では、埼玉県富士見市役所 政策財務部 政策企画課に、同市が市内のメダカ養殖・販売店「うなとろふぁ~む」のメダカを返礼品として導入した経緯を伺いました。
以下は取材当時の回答に基づく内容です。返礼品の掲載状況、内容、在庫などは変わる場合があります。ふるさと納税の制度や申込みに関する最新の案内は、富士見市公式サイトの「まちづくり寄附制度」をご確認ください。
市内で飼育・繁殖を行っていたことが導入の条件に
――富士見市は、なぜメダカを返礼品にしているのでしょうか。
富士見市役所 政策財務部 政策企画課:
ふるさと納税の返礼品として取り扱うためには、市内で生産・製造されていることが条件となります。うなとろふぁ~むさんは、富士見市で販売だけでなく、飼育・繁殖も行う店を出店していただいていたことから、導入に至りました。
魅力ある返礼品の充実に悩んでいた時期
富士見市役所 政策財務部 政策企画課:
うなとろふぁ~むさんのメダカを返礼品として導入する前、富士見市はふるさと納税において、魅力ある返礼品の充実に大変悩んでいた時期がありました。
都市近郊のベッドタウンとして発展してきた富士見市は、地方の観光地などと比べると、特産品などの知名度や生産量では他自治体に太刀打ちできない状況でした。そのため以前は、災害時の相互支援協定を結ぶ宮城県東松島市の被災地復興支援として導入していた返礼品を中心に、寄附をいただいていました。
そのような中、加熱する返礼品競争により、国からふるさと納税制度における返礼品の地場産品基準などの制限が設けられ、市外で生産された返礼品は取り扱いができなくなりました。
市内事業者への協力依頼から返礼品へ
富士見市役所 政策財務部 政策企画課:
当時のふるさと納税担当者が悩みを抱えていた時期に、うなとろふぁ~むさんと接点があった産業部門の担当者から、「市内事業者で、当時ブームになっていた品種改良メダカの飼育・販売を行っている若い事業家がいる」と紹介がありました。
富士見市としては他自治体との差別化を図り、ニッチな層を対象とした返礼品を検討していたタイミングでもあったため、すぐにうなとろふぁ~むさんに相談に向かい、返礼品として導入させていただきました。
うなとろふぁ~むさんは、寄附者への飼育方法などのアフターフォローも丁寧に対応してくださるため、口コミが広がっていき、導入を境に寄附もさらに集まるようになりました。取材当時、うなとろふぁ~むさんのメダカは本市のおすすめのお礼の品の一つになっていました。
取材からは、市内で飼育・繁殖を行う事業者の存在と、返礼品の充実を図る市の検討が重なり、メダカの導入につながった経緯がうかがえます。現在の取扱いの有無や返礼品の詳細については、申込み前に富士見市公式の案内でご確認ください。