編集部:秋になると、メダカ飼育をしている皆さんは越冬準備を始める季節だと感じるのではないでしょうか。今回は、高知県の太陽メダカ園様に、メダカの越冬準備についてお聞きしました。
メダカの産卵がストップしたら越冬準備へ
私の住む高知でも、9月20日を過ぎて来ると朝晩気温が低くなってきます。
それと同時に、メダカ達が朝のエサやりで食べる量やスピードも鈍くなって来ました。
そうなると、メダカの産卵もほぼストップ状態になります。メダカが産卵ストップする時期になったら、越冬準備を始めます。
水道水が冷たくなる前に水交換
これから更に気温が下がってくると、水道水の温度もますます冷たくなるので、水交換ができなくなります。
そのため、今くらいの時期(10月)から、できるだけ多くの容器の水を交換して行きます。
卵や針子(稚魚)は室内へ移動
卵や針子達も、この辺りの時期(10月)になったら室内へ移動できる分は移動させて育てます。
夏の終わり頃に産まれた卵や孵化したての針子は、屋外ではなかなか無事に育ちません。
本来なら、メダカは孵化してから気温や水温が上昇して行く中で成長して行きます。
しかし、この時期(秋)に孵化した針子達は気温が下がっていく中で生活することになるので、室内で加温して育ててます。
うちは卵や針子を、プラケースに入れてホットカーペットの上で加温飼育しています。

冬眠中のメダカはエサを食べない
私の住む高知県の場合、12月から2月までは外で飼育しているメダカ達は冬眠しています。
そのため、エサは食べません。※編集部注:冬期のエサやりは水質悪化の原因となるため不要
3月の中旬以降、少しずつエサを食べる様になってきます。(今年は室内で飼育していた悪魔スモールアイが3月下旬から沢山の卵を産み始めてくれました。)
飼育容器表面の氷は酸欠防止で取り除く
真冬はNVボックスの水面は凍りますが、アイスピックで割って酸欠防止のため表面の氷は取り除いてます。
皆さんのエリアではどんな感じですか??
