
メダカ好きの皆さん、こんにちは。今回の記事テーマは、「メダカは屋外飼育のオススメ!」です。
そもそもメダカは、日本の自然界で普通に生きてきたお魚です。
ですので、 屋外飼育の方が自然に近い状態での飼育となり理想的だと思ってます。
とは言っても、人工的に屋外で飼育するのは本当の自然界とは状況が違いますので、注意するべきこともあります。この記事では、メダカを屋外飼育する時のポイントと注意点を紹介していきます。
天気と風には要注意|メダカを屋外飼育する時は日陰をつくる

NV BOXやプランターで屋外飼育をする場合、夏の日光の元で水温が上がり過ぎて煮えて全滅なんてこともあります。(直射日光を受けるとNV BOX13は40度弱まで水温が上がります。)
特に、容器自体が黒だったり中に入ってるメダカ自体が黒系統だったりすると、他の色のメダカより早く煮えます。そういう時は、すだれを掛けて日陰を作り、水温が上がり過ぎない様に工夫して飼育してあげてください。
こんなことを防ぐために、夏の手前に100均ショップ等ですだれを売っているので屋外飼育容器にかけて日陰にしてあげて下さい。
また、メダカの屋外飼育では、台風等の大雨や強風により飼育容器が倒れたり雨量が多くてメダカが外に流れ出すといった事故も考えられます。
すだれを使うと水温の上昇防止以外にも、大雨が降って水がいっぱいになってもメダカが外に流れ出ることを防ぐ効果もあります。
もちろん、すだれの上には水を入れたペットボトル等を重りにして置いておきます。
定期的に水を足す
年中同じですが容器内の水は蒸発します。特に春から夏になるととても蒸発します。
水が減りすぎると更なる水温の上昇やメダカへのストレスにもなります。
こまめに保水して一定の水量を保って下さい。
逆に、冬に水が凍ってしまっても、容器内の水が全てが凍らなければ、メダカ達は容器の底で冬眠してます。
水の質量の関係で表面が0度でも10センチ位の水位があれば底の水は4度に保たれます。 メダカは5度以下で冬眠しますので、とにかく水の量に気を付けましょう。
メダカは表面積の広い容器で飼育する
メダカを屋外飼育する時は、表面積の広い容器で飼育する事をオススメします。
メダカの口は、水面に浮いている物をたべるための形をしています。
匹数が沢山入ってる容器で飼育すると、エサをあげてメダカ達が水面に上がって来た時、表面積が狭いとメダカにとって不都合な結果となります。
私は屋外の飼育容器として、古伊万里の火鉢を使っています。

見た目もキレイで分厚い陶器の火鉢は耐熱性にも保温性にも大変優れてますので屋外飼育にはバッチリです。 高級感も有ります。
ダルマ系統のメダカは秋からは室内かビニールハウスで飼育
比較的高温で飼育するダルマ系統は秋からは室内、もしくはビニールハウスで飼育しましょう。
春から夏にかけては屋外で大丈夫ですが、ダルマ系統はノーマル体型のメダカと違って氷の貼る水温ではかなりの確率で死んでしまいます。
ダルマ系統は春から夏だけ屋外で、冬は室内飼育と覚えておくといいでしょう。
メダカの屋外飼育は天敵に注意
メダカの屋外飼育は天敵に注意が必要です。
屋外飼育での私の中での1番の敵はトンボです。
飼育容器に卵を産まれてヤゴになるとメダカを食べてしまいます。
皆さんも水交換の時にヤゴが数匹出て来たなんて経験あるんじゃないでしょうか
屋外飼育の場合トンボが飛び始めるとすぐにすだれをかけて卵を産まれない様に工夫します。
その次が野鳥です。
鳥は頭がいいので、一度「ここに来たらメダカを食べられる。」と覚えたら何度でも繰り返しやって来ます。
意外と、猫はうちの周りではメダカを食べたという事は有りません。(うちだけかも)
近所の猫が時々来ますがメダカを取ってるのを見た事は有りません。
ビックリしたのは去年の夏の終わり頃オオカマキリが紅帝を食べてました。

後は容器の中でわくヒドラという水中動物。
ヒドラはメダカを食べる水中動物なので、見つけたらオールリセットしないといけません。
メダカ達を別の容器に移して容器内の水を全て交換します。
ヒドラは毒の有る長い触手を持っており、分裂して増えるためチョン切っても1匹が2匹になるだけです。
通常1匹居たら100匹居ると言われてるので、見つけたらオールリセットしてください。