輝く見た目が綺麗なテトラ。
ネオンテトラが最も一般的ですが、その他にもテトラには多くの種類がいます。
そのため、どの品種を飼えばいいのか悩んでいる方もいるかもしれません。
この記事では、初心者向けのテトラから、中級者・上級者向けのテトラまで、それぞれの特徴を解説しながら紹介します。
どのテトラを飼うか悩んでいる方や、テトラ同士を混泳させたい方にオススメの記事です。
初心者向けのテトラは6種類
まずは、初心者向けのテトラを6種類紹介します。
どのテトラも比較的飼育しやすいので、見た目が好みの種類を選んでみてください。
ネオンテトラ
ネオンテトラは、テトラの中で最も代表的な品種です。
初心者がテトラを飼育する場合は、まずはネオンテトラから始めてみると良いでしょう。
その名の通りネオン色に輝く身体が特徴で、体長はメダカと同じくらいです。
ネオンテトラについては、こちらの記事でも紹介しています。
カージナルテトラ
カージナルテトラは、体長4cmほどのテトラです。
見た目はネオンテトラとよく似ていますが、カージナルテトラの方が色が鮮やかなことが特徴。
ネオンテトラと並んで、代表的なテトラの仲間です。
群れで暮らす魚なので、飼育する際は5匹~10匹はまとめて水槽に入れましょう。
ダイヤモンドネオンテトラ(ダイアモンドネオンテトラ)
ダイヤモンドネオンテトラ(ダイアモンドネオンテトラ)は、その名の通りダイヤモンドの様に銀色に輝く種類のテトラです。
ネオンテトラやカージナルテトラと比べると少し高価な種類ですが、初心者向けのテトラです。
グリーンネオンテトラ
グリーンネオンテトラは、青みがかった緑色が特徴のテトラです。
ネオンテトラやカージナルテトラのように赤色がなく、落ち着いた雰囲気を出すのに向いています。
グリーンネオンテトラも一般的なテトラ種の特徴として、同種との群泳を好むので、4匹~6匹程度で泳がせてあげましょう。
レモンテトラ
レモンテトラは、その名の通り少し黄色いボディが特徴です。
これまで紹介したテトラよりは身体ががっしりしているので、水槽内のアクセントにもなります。
落ち着いた環境が好みなので、水槽内の環境には気をつけてください。
ロージーテトラ
ロージーテトラは、身体が大きく、水質の変化に強いことが特徴です。
そのため、水槽内の環境を安定させることが苦手な初心者向きのテトラと言えます。
他のテトラと比べると気性が荒いので、混泳には気をつけてください。
中級者・上級者向けのテトラは4種類
ここからは、中級者・上級者向けのテトラを紹介します。
中級者・上級者向けのテトラは、身体が丈夫ではなかったり、病気にかかりやすかったりします。
初心者向けテトラの飼育経験があり、飼育の幅を広げたい時に検討してみましょう。
アルビノ・ネオンテトラ
アルビノ・ネオンテトラは、白い見た目が特徴的なテトラです。
アルビノ種は、基本的には身体があまり丈夫ではありません。
そのため、中級者~上級者向けのテトラと言えます。
ラミーノーズテトラ
ラミーノーズテトラは、その名の通り鼻(ノーズ)に特徴のあるテトラです。
比較的飼育はしやすいと言われていますが、白点病という病気にかかりやすい品種です。
そのため、初心者向けというよりは中級者(脱初心者向け)のテトラと言えます。
ラミーノーズテトラを飼う際は、水質管理は混泳ストレスなどに注意しましょう。
また、病気にかかると特徴的な顔色が悪くなるので、調子が悪そうな様子があれば休息させてください。
レッドファントムテトラ(レッドファントムテトラ・ルブラ)
レッドファントムテトラは、他のテトラと異なり、がっしりしたボディが特徴です。
レッドファントムテトラ・ルブラという名前で販売されていることもあります。
レッドファントムテトラも白点病にかかりやすいので、飼育する際はトリートメントをしっかり行わなければなりません。
そのため、レッドファントムテトラも中級者(脱初心者向け)のテトラと言えます。
グローライトテトラ
グローライトテトラは、カージナルテトラのように4cmほどのテトラです。
流線型の身体が特徴ですが、このボディ形状を保つことが難しいと言われています。
エサの与えすぎに注意しないと太ってしまうので、しっかり管理しなければなりません。
そのため、初心者向けのテトラというよりは、中級者・上級者向けのテトラに分類されます。
自分の実力に合ったテトラを選ぼう
ここまで、初心者向けのテトラを6種類、中級者・上級者向けのテトラを4種類紹介しました。
テトラを飼育する際は、自分の実力に合った種類を選ぶことが重要です。
初心者の場合、まずはネオンテトラかカージナルテトラから始めてみると良いでしょう。
飼育に慣れてきたら、ダイヤモンドネオンテトラやグリーンネオンテトラも飼育してみましょう。
次第にアクアリウムの実力がつき、飼育に自信がついてきたら、アルビノ・ネオンテトラやラミーノーズテトラに挑戦してみてください!